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2008年度 開花情報  
【シデコブシ通信 第1報 (2008年3月26日号)
 順調に生育し続けています
2006年6月、四日市市教育委員会社会教育課がシデコブシ自生地の竹や雑木を伐採してくださいました。
しかし、その後も繁殖旺盛な竹が、シデコブシ周辺や土手など所かまわず次々と新芽を出し、見る間に大きく成長して、シデコブシに日陰をつくりはじめていました。
去年、そうした竹を根気よく伐採してくださる奇特な方のお陰で、シデコブシに充分な日照が年中確保されました。
そして今年、シデコブシの幹は一段と太くなり、蕾もいっぱい付きました!
 シデコブシの観察に来られる方へ
  • 土手に下りてシデコブシを間近で観察される方は、足場が悪いためご注意ください。
    どうぞ、運動靴等を履いてお出かけ下さい。
[写真−1] 撮影:2008年3月25日 場所:バス停駐車場側

交通騒音にもかかわらず、静かに開花を待つシデコブシ。
[写真−2] 撮影:2008年3月25日

  やわらかい毛に覆われた鞘をかぶった蕾
[写真−3] 撮影:2008年3月25日

   鞘を破って開花を始めたシデコブシ
                                                    文責:永瀧 洋子

【シデコブシ通信 第2報 (2008年4月5日号)

ここ数日間が見頃です!
[写真−4] 撮影:2008年4月5日 場所:バス停駐車場側 [写真−5] 撮影:2008年4月5日

[写真−6] 撮影:2008年4月5日


【シデコブシ通信 第3報 (2008年4月9日号)

日照・保水ともに良好で、こんなにたくさん咲きました!
[写真−7] 撮影:2008年4月9日


【シデコブシ通信 第4報 (2008年7月23日号)
 
真夏にシデコブシの花が咲いた!! 
 7月13日頃から季節外れのシデコブシの花が咲きました。
 7月23日現在、北側(バス停駐車場側)の樹に10輪前後、日照時間の長い東側(ミルク道路側)の樹には25輪ほど咲いています。

 当地のシデコブシは、四日市市天然記念物に指定された昭和57年当時、夏に再度開花することが四日市のシデコブシ研究者の間では周知されていたそうです。 またその後も自生地の近くに住む方々によって、7月になると咲くことが確認されていました。
 今年はシデコブシ自生地周辺の竹の伐採や草刈を何度も繰り返し実施して、昨年にも増して一層日照時間の確保に努め、その結果として観察地点から遮蔽物が無くなり、真夏に咲くシデコブシの花が確認できるようになりました。 (鈴木健一会員のレポートより)


    
     真夏の太陽の下、緑の葉っぱの間から顔を見せたシデコブシの花

(写真:相場義生会員  2008/07/15撮影)

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