蟹池(かにいけ)
所在地 三重県三重郡菰野町大字神森字北森212番地 
交通 近鉄湯の山線桜駅下車。北出口から徒歩20分程度。
重要性 智積養水の水源地/湧水
大きさ 縦=5m。横=7m。深さ=5m。面積=35平方メートルの小さい池です。
水量 毎秒=250リットル。
名称のいわれ 蟹のように年中ブツブツ泡をふいて水が湧き上がってくる様子に加えて、付近には川蟹がたくさん棲んでいたところから、蟹池と呼ばれるようになりました。


(1)蟹池
遠景は鈴鹿山脈(蟹池の水のふるさと)

(2)蟹池
ブツブツ泡を吹く蟹の様に湧き上がってくる水

 「蟹池」は、智積養水の水源地ですが、菰野町神森の所有です。
 池の周り一面には水田が広がり、西方を見ると、水田の向こうに家並みが連なり、そのまた向こうには鈴鹿山脈が雄大にそびえています。(写真-1)
 その鈴鹿山脈に降った雨や雪が、地下にしみこんで地下水となり、この神森字北森でひょっこり湧き水となって噴き出した所が池となり、「蟹池」と呼ばれています。
 実は、この蟹池は、この辺り一帯の水田区画整理がされる以前、今の場所から200m西方にありましたが、区画整理の都合上、ここへ移動されました。 古い池は、とても深くて今よりもっと盛んに水が湧き上がっていたそうです。

 智積養水は、この「蟹池」の湧水を、智積町内に引いてくるために敷設された全長1.784メートルの用水です。延々と送られてきた水は、智積町の水田45町(446平方キロメートル)あまりを灌漑(かんがい)しています。

 智積養水の水源地が、隣町のこの「蟹池」であることが、江戸時代より農業を営む智積の人々の泣き所ではありましたが、地元に水源を持たない悲しさ、水を分けてもらう有難さはひとしお身にしみていました。

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(1)蟹池

(2)二分八分

(3)三十三間筒

(4)町並みを流れる
(智積養水の歴史)

(5)排水口